こんばんは。会長の幸村です。
京都学生演劇祭2015、8月31日に無事閉幕致しました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
この2,3日、ぼーっとしながら何を書こうかとずっと考えていました。
1つ、今回の演劇祭にとって避けることの出来ない事件がありました。
我々としても予想外の事態で、そして未だ詳細が明らかになっていないことなので、何とも言えない、というのが正直な所です。
ただ、本当に実感させられたのが、演劇祭が多くの方に支えられて成り立っている、ということでした。
ことが発覚した1日目、2日目の頃、客席には空席が目立ちました。勿論お客様にはご来場いただいておりましたが、お客様からしても「寂しい客席」であったのではないでしょうか。
委員会としても、どうしたものかと頭を抱えておりましたが、そこで多くの方が助けて下さりました。
毎年演劇祭にお越し下さる方。
去年までの演劇祭に参加されていた方。
そして会場となる吉田寮に住んでおられる方。
参加団体の、実行委員会の、そして演劇祭の、様々なご縁の中にある方々が、様々な形で呼びかけてくださり、ご来場くださり、また遠方の場合は情報を広めてくださり。
それを我々実行委員会としても肌身で感じる場面が多数ありました。
ご来場の際にお声をかけて下さる方もおられましたし、そうでなくとも、3日目、4日目と、客席がにぎわうのを実感しました。
本当に、有り難い、と、その思いばかりでした。
そして熱気を増す客席と同時に、ステージ上でもアツい戦いが繰り広げられていました。
結果今回、京都学生演劇祭では
大賞:劇団未踏座
審査員特別賞:劇団ACT
の両劇団が全国への切符を手にすることとなりました。
京都の他劇団の分も、よりレベルアップした作品を2月に見せて下さるのでは、と楽しみにしております。
ただ、演劇祭のみでは京都の学生演劇は完結しません。今後とも、参加劇団もそうでない劇団も含め、色んな劇場・公演に足を運んでいただければと思います。
そして、もっともっと、学生演劇が盛り上がっていけばと思います!
最後に、個人的な話を。
実は、演劇祭実行委員2年目でした。去年、今年とやってきて、本当に濃い1年半でした。色んな意味で。
演劇祭との出会いが同時に演劇との出会いでした。その出会い以降、自分の学生生活が本当に変わりました。少なくとも大学入学時分の私には想像出来ない状況に今あります。
本当に、貴重な経験をさせていただいております。素敵な場だ、と実感しています。
至らないところも多々あり、それを痛感させられるような辛い場面もたくさんありましたが、それでも閉幕した今では少し物寂しさを感じています。祭りの後ですね。笑
今後ともそんな演劇祭が続き、かつより良いものになっていけばと願っております。
最後になりましたが、京都学生演劇祭2015に少しでも関わって下さった皆様に、厚く御礼申し上げます。
今は9月に入り、少し涼しくなった夜です。
来年もまた、アツくなればいいなぁ。そう思っております。
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